インフルエンサー事務所に入るには?【仕事内容やメリットを解説】
近年はインフルエンサーが、事務所に入るケースが多く存在します。
芸能人向けの事務所と同様に、仕事の全体的なサポートや企業案件の受注などの利点が、インフルエンサー事務所にはあります。
しかし、「そもそもインフルエンサー事務所へ入る方法は何なの?」・「インフルエンサー向け事務所のメリットや、デメリットを細かく知りたい!」
など、インフルエンサー向けの事務所を細かく知らない方が、多いのではないでしょうか。
ですので、今回はインフルエンサーが事務所に入る方法やメリット、デメリットなどを徹底解説します。
本記事の後半部分では、おすすめのインフルエンサー事務所を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
本記事を読めば、インフルエンサー事務所に入る方法がわかり、インフルエンサー活動の自由度の幅を広げられるはずです。
目次
インフルエンサーが事務所に入る方法3選
インフルエンサーが事務所に入る方法を、3つ紹介します。
上から順に再現性が高い方法ですので、ぜひ参考にしてください。
①オーディションを受ける
各事務所が開催するオーディションを受けるのが、インフルエンサー事務所へ入る方法です。
すでにインフルエンサーになっている方に限らず、「これからインフルエンサーになりたい」といった夢がある素人の方でも、チャレンジできるためです。
芸能人向けの事務所と同様に、オーディションへ合格すれば事務所に入るチャンスがもらえますので、レッスンや細やかなサポートを受けられるなどの特権がありますよ。
特にこれからインフルエンサーになりたいと考えている方は、あなたの夢やユーザーへ与えたい感動や喜びなどを面接で話すと、一目置かれるはずです。
ただし、インフルエンサー事務所のオーディションは東京といった都心が多く、地方に住んでいる方は、交通費や宿泊費などの費用が発生するのがデメリットです。
②求人サイトから応募する
インターネットで掲載されている求人サイトから応募するのも、インフルエンサー事務所に入る方法です。
近年はSNSマーケティングやインフルエンサーの影響力が高く、事務所も次世代インフルエンサーを探しているためです。
ただし、求人サイトから募集する際はいくつかの条件がありますので、注意しましょう。
例えば、フォロワーが1000人以上や美容系アカウントを運用している方のみなど、フォロワー数やアカウントの方向性を限定されるケースがあります。
求人サイトに細かく載っている場合が多いので、しっかりチェックしてから応募してください。
オーディションと比較すると、ある程度SNSで実績を残す必要があるのがデメリットです。
③スカウトされるのを待つ
インフルエンサー事務所からスカウトされるのを待つ方法も、効果的な手段の一つです。
なぜなら、すでにインフルエンサーで活動する方は事務所に入ってから、即戦力になるためです。
ただし、先程紹介した方法と比較すると、とても難易度が高いのがデメリット。
フォロワー1万人以上やアカウントの誠実性など、レベルの高い実績を求められるためです。
大手のインフルエンサー事務所の場合、フォロワー数何十万人といった高い基準を設けています。
スカウトされるのを待つのは狭き門ですので、難易度がとても高いのがデメリット。
スカウトされるまで、自分で試行錯誤しながらある程度のフォロワー数を獲得しなければなりません。
スカウトを待つのは難易度が高いですが、比較的好条件で事務所へ入れるといったメリットもあります。
インフルエンサーが事務所に入るメリット・デメリット
インフルエンサーが、事務所に入るメリットとデメリットを紹介します。
事務所へ入るメリット3選
インフルエンサーが事務所に入るメリットは主に3つです。
充実した環境を手に入れられる点が魅力です。
企業案件(タイアップ)を受けやすい
事務所に所属するインフルエンサーは、企業案件を受けやすいのが大きなメリットです。
なぜなら、インフルエンサーの事務所はインフルエンサーと企業をつなげる役割があるためです。
インフルエンサーの影響力やキャラクターと案件内容を比較検討して、企業案件を任せるインフルエンサーを決定。
報酬やスケジュールなど、細かい契約内容はすべて事務所側が対応しますので、安心できますよね。
また、事務所に所属するインフルエンサーと比較すると、個人で活動する方は企業案件をもらうチャンスが少々少ない傾向にあります。
また、契約内容を自分で判断・対応しなければなりませんので、手間が多くかかります。
企業案件を受けやすい点は、インフルエンサー事務所に入る際の大きなメリット。
インフルエンサー活動の環境が揃っている
インフルエンサーが活動しやすい環境が、事務所に用意されているのも魅力です。
事務所は、所属インフルエンサーを徹底的にサポートするためです。
例えば、取引先の対応やロケ先のアポイントメント、契約内容のトラブルなどはすべて事務所が対応。
インフルエンサーは自分の仕事に集中できますよね。
また、近年の事務所はインフルエンサー向けの教育制度も整っています。
・より強い影響力を身につけるためには
・今後の仕事の方向性やチャレンジしたいこと
など、インフルエンサー側の希望をヒアリングし、事務所はアドバイスや研修などをおこないます。
同じ環境で頑張るインフルエンサーもいますので、お互いに刺激し合える環境も充実。
事務所には充実した環境が整っていますので、所属するインフルエンサーは活動しやすいのです。
トラブルが起きた場合は事務所が対応
トラブルが起きた場合は基本的に事務所が対応しますので、インフルエンサーは安心して活動に専念できます。
インフルエンサー活動は芸能人の仕事と似ていますので、トラブルはつきものです。
・誹謗中傷や自身のイメージダウンにつながる書き込み
・仕事相手との契約内容のトラブル
・契約違反した際の損害賠償の対応
などのトラブルは、事務所が対応しながら一緒に解決しますので、大きな心配は必要ありません。
万が一の場合は、法的措置を対応しますので、安心してインフルエンサー活動ができます。
個人で活動するインフルエンサーは自分で対応する必要がありますので、事務所が味方になってくれる環境は頼もしいですよね。
事務所へ入るデメリット3選
インフルエンサーが事務所に入った際のデメリットは主に3つです。
お金と自由度の面をメリットと比較検討しましょう。
収益の一部を支払う必要がある
事務所に所属すると、インフルエンサーは収益の一部を払う必要があります。
インフルエンサーが払った収益を集めて、事務所の管理運営が成り立っているためです。
例えば、100万円の収益が振り込まれた場合、事務所が60万円:インフルエンサーが40万円の取り分。
ただし、事務所側が70%以上もらう・インフルエンサーと半々など、取り分の比率は事務所によって異なります。
収益すべてが自分の報酬にならないのはデメリットですが、運営費用や普段のサポート代金と考えると割り切れますね。
事務所のルールを守る義務がある
インフルエンサーは、所属先の事務所が定めたルールや規定を守らなければなりません。
事務所には多くの社員やインフルエンサーが在籍するため、ルールを定めなければ事務所側の負担が大きくなるためです。
軽度のルール違反は注意のみですが、ルール違反の常習犯になる・ルール違反が度を超えているなどの事態になった場合、事務所との契約解除といったトラブルになりかねません。
事務所に所属する以上、事務所が用意したルールを守る必要があるのがデメリットです。
自由度が下がる
個人で活動するインフルエンサーよりも、事務所に入ったインフルエンサーの方が自由度低下の傾向にあります。
事務所が所属インフルエンサーをプロデュースするためです。
例えば、キャラクターの設定や売り出す方向性、活躍させたい媒体などを細かく決め、所属インフルエンサーをプロデュースするのが一般的。
筆者がリサーチした情報によると、髪型や髪色なども許可をもらわなければならない事務所があります。
事務所は整った環境と充実したサポートがメリットですが、インフルエンサーに肝心な自由度の低下がデメリットです。
有名なインフルエンサー事務所3選
有名なインフルエンサー事務所を3つ紹介します。
いずれも耳にした経験があるのではないでしょうか。
ネクプロ事務所
NextProjects(ネクプロ)は、YouTubeやインスタグラムなどの幅広くSNSで活動するインフルエンサーが在籍しています。
入念なSNS分析をもとに、TikTokをメインとしたインフルエンサーをプロデュースするのが特徴。
国内最大級事務所約7000名所属の321.incと提携し、まさに群雄割拠を制するインフルエンサー事務所です。
公式サイトはこちら
UUUM株式会社
UUUM(ウーム)はYouTuberをプロデュースするインフルエンサー事務所です。
ヒカキンやはじめしゃちょーなど、有名なYouTuberが数多く在籍しているのが特徴。
ハイレベルな教育環境がとても魅力的です。
YouTubeを使ってインフルエンサーになりたい方や、すでに万単位のフォロワーがいるYouTuberの方におすすめの事務所です。
公式サイトはこちら
GROVE株式会社
#GROVE(グローブ)は、YouTubeやインスタグラムなどのSNSで活動するインフルエンサーが在籍しています。
入念なSNS分析をもとに、インフルエンサーをプロデュースするのが特徴。
2022年以降は話題性が高まりつつあり、まさに新進気鋭のインフルエンサー事務所です。
公式サイトはこちら
インフルエンサーが事務所に入るのは手段の1つ!
インフルエンサーが事務所に入る方法やメリット・デメリットなどを紹介しましたが、いかがでしょうか。
インフルエンサー事務所は素敵な存在ですが、あくまでインフルエンサー活動をより飛躍させるための手段の1つです。
あなたの考えや目標などと照らし合わせながら、ベストな選択をしてください。